飛田新地の用語 は行

早下ろし(はやおろし)

決められた時間より短くお客さんのとの接客を切り上げてしまう状況のことを言います。
飛田新地は5分刻みで料金もどんどん高くなるシステムなだけに早下ろししてしまうとクレームになることも。

一人座り(ひとりすわり)

お店の女の子が1人だけしかいない時間帯などで使われます。
「平日は夜から一人座りだった」「あのお店は基本一人座りのシステム」という使い方をします。
待機する時間がない分たくさん稼げるチャンスだと思いますが、お店の売上が女の子1人によって決まることからプレッシャーもありそう。

ひやかし

あがる気もなく見物だけで歩いている人のことです。
ひやかしの人を「まいど」と呼ぶことも多いです。
また男性と女性の団体で観光目的で歩いている場合なども飛田新地ではひやかしとして冷たい扱いをされます。

百番通り(ひゃくばんどおり)

飛田新地の大門通りから1つ南にある東西の通りで東は国の重要文化財として知られる「鯛よし百番」から、以前は妖怪通りとも呼ばれていた弥生町の西端までの通りです。
30代・40代の大人の女性が好きな常連さんが多く通われるなど、青春通りやメイン通りのような20代中心の料亭とは違った魅力のある通りとしても知られています。

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二人座り(ふたりずわり)

お店に女の子が2人出勤している日や時間帯などで使われます。
飛田新地では玄関に女の子1人ずつしか座れないので、お客さんがついたら交替です。
お客さんがつかなくても7分〜10分おき(間隔はお店による)に入れ替わりますので他の女の子は接客しているか別室で待機のどちらかになります。

太客(ふときゃく)

馴染みさんの中でもお店に10万円をポンと渡され「おまかせで」と依頼するようなリッチなお客さんのことを太客と呼んでいます。
太客といっても1日に何人も来られるわけでもありませんのでお店側もどの女性をつけようか緊張したり迷ったりされることもあるとか。
またお店の馴染みさんではなく気に入った女の子に対しての馴染みさんが貸し切りにするため10万円とか20万円を使って遊ばれる場合も太客と呼んでいます。
太客はキャバクラなど水商売用語としても使われますね。

坊主(ぼうず)

出勤した日に1人も接客せず稼げないで帰ることを坊主と言います。
お客さんの少ない時間帯や雨などの天気だけでなく出勤時間があまりに短すぎると坊主になることがあります。

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