飛田新地ってどんなところ?
「飛田新地」と聞いてみなさんどういったイメージをお持ちでしょうか。
関西でも特に、大阪や神戸阪神間に住んでいる男性に飛田新地って知ってる?と聞いてみると、「当たり前やんか」「この前ミナミで飲んだあと飛田で遊んだよ」「関東の知り合いが来たので案内がてら遊んできた」「若いころはよく飛田に通ってたなぁ」といった声が多数聞かれると思います。それだけ関西の男性にとって飛田新地はとてもなじみ深い街です。もし行ったことがない男性でもその名前を知らない人はほとんどいないくらい、飛田新地はとても知名度の高い歓楽街です。
俗に新地と言われる料亭街は飛田新地の他にも松島新地、滝井新地など関西にもいくつかありますが、雰囲気的にも江戸時代のおいらんイメージそのままに遊郭の文化が感じられ、規模的にも160軒以上の料亭が軒を連ねる歓楽街は全国的に見ても飛田新地だけです。
そのため、出張で大阪に来られたサラリーマン、仕事で大阪に来られた経営者や有名芸能人などがお忍びで、高校や大学などの卒業旅行をはじめとした観光など、全国からも飛田新地へ足を運ばれる街として男性の間ではとても有名です。
一般の風俗業界では、ネットなどの営業広告による集客やお店のオフィシャルサイトを使って出勤女性やイベントなどの情報発信をしないとお客さんに来てもらえないお店がほとんどですが、飛田新地ではそういった営業広告やサイトでの掲載は一切行っておらず、お店のホームページすら存在していません。飛田新地の街全体で宣伝など広告を出すことを一切禁じているからです。
禁じられている理由としては、圧倒的な知名度のある街なのでそんなことにわざわざお金をかけなくても連日多くのお客さんがやってくるから、というのはもちろんなんですが、100年以上も続いている合法で文化的に遊べる街が宣伝広告によるひわいな広告表現などでイタズラにイメージを汚されたり、世間からいらぬ誤解や批判を受けないように飛田新地を守っていくためとも言われています。
歴史的に見ると飛田新地は大正時代からなんと100年以上も続いており、開業した当時から昭和の初めまでは遊郭として200軒以上のお店が営業していました。第二次世界大戦が終わり、法律で遊郭としての営業ができなくなってから現在までは、個室でお客さまを接待する料理店(料亭)として風営法の営業許可を警察行政から受け営業しています。
料亭遊びに来られる粋なお客さんを玄関先で仲居のおばちゃんとともにお迎えしたら2階のお部屋へお通しします。そのお部屋まで料理(お茶とお菓子)を持って行ったお運びさんとお客さんが恋に落ちてしまい大人な行為に発展する・・飛田新地はそんな風情ある遊びを楽しむお客さんで連日にぎわう街であり、日本の古き良き文化が受け継がれているとても貴重な街です。
重要文化財もあって歴史的にも貴重な街ですので、最近は飛田新地に一般の観光客の方も訪れるようになってきました。
しかし、基本的に飛田新地の料亭が軒を連ねる青春通りやメイン通りなどを一般女性が歩いたり見学することは全く歓迎されていません。そうゆう一般女性が男性の観光客と一緒に通りを歩いてしまうと、遊ぶ気のないひやかしとみなされるだけでなく、各店のおばちゃん達から通らないよう注意されたり場合によっては塩をまかれることもあります。
もちろん、出勤するために飛田嬢が1人でもくもくとお店に向かって通りを歩かれる分には、見守られることはあっても塩をまかれたりする心配は一切ありませんのでご安心ください。
飛田新地のお店は必ず、飛田新地料理組合に加盟しないと営業ができないというきまりがあります。ヤクザなどの反社会勢力が経営に一切介入できないよう、組合によって管理が徹底されているからです。
飛田新地が健全で治安の良い街として、女の子が安全に働けるのも組合によるさまざまな組織運営や活動・努力のおかげなんです。
飛田新地にまつわるQ&Aに飛田じょぶが答えます!
Q1.「飛田新地で働くのに容姿やスタイルが良くないとダメですか?」
【飛田じょぶが答えます!】
「青春通り」や「メイン通り」は容姿やスタイルが良くないとあまり稼げない、モデルさんや派手なギャル系のほうが稼げる、というのはよく言われますが…実際は、普通っぽい女の子、ロリ系の女の子などもけっこう人気があって稼ぎやすいです。
「青春通り」や「メイン通り」では基本的に20代の若い女の子が稼ぎやすいですが、見た目が若く見える30代の女の子が活躍している料亭もたくさんあります。また、飛田新地には「裏通り」と呼ばれる30代・40代女性や20代でもぽっちゃりしているなど容姿にあまり自信がない女の子がたくさん稼げているエリアがあります。
また、外見だけでなく内面的なやさしさや女性ならではの思いやりのこもった接客に癒しを求めてくるお客さんもいらっしゃいます。例えばご高齢のなじみ客の中には、お金を払ってお話しだけして帰られる方も珍しくありません。
容姿や見た目に自信がない女の子のほうが素人っぽい女性好みのお客さんから人気が出てめちゃくちゃ稼げた!ということもありますので、多少の不安があっても稼ぎたい女の子はぜひ一度応募してみて欲しいです。
Q2.「飛田新地は18才や19才でも働けますか?」
【飛田じょぶが答えます!】
飛田新地には20才未満の女の子が働けるお店は一切ございません。ですが、もうじき20才になったら働かせてもらおうと思って・・といった問い合わせはたくさんあります。
20才未満でも問い合わせだけならできる範囲で質問などに答えてもらえますし、天王寺駅近くの喫茶店などでお会いして相談にのってもらえたりすることもあります。ただ…基本的には、20才になってから働きたいと思ったときに改めて連絡してください、と対応されるお店がほとんどのようです。
Q3.「なぜ飛田新地の求人広告は実際の店名で募集しないの?」
【飛田じょぶが答えます!】
私たちも飛田新地に関わる以前は、実店名で募集していないことにとても違和感がありましたのでそのお気持ちはすごくわかるつもりです。飛田新地で求人サイトを運営するにあたって、その理由を調べたことを100%お話しします。
飛田新地の料亭はすべて飛田新地料理組合という組織によって適正な運営・管理がなされています。その組合の取り決めで集客を目的にした広告宣伝はヘブンなどの集客サイトはもちろん、お店のホームぺージで出勤やイベント案内など、どのような形でも厳禁とするルールがあります。
求人サイト募集=求人広告になりますので本来は掲載自体ダメなんですが、あくまで求人が目的であって集客目的ではないことを明確にするために実店名で掲載しないことで求人広告はOKとなっています。
例えば、飛田新地のハッピーパラダイスという料亭の求人広告を目にした男性客が「この料亭は20代の女の子の募集をしてて新人がたくさんいそう、ハピパラ、行ってみよう!」ということになっても<実店名ではないのでそのお店を探しようがない…飛田に行ってもそんなお店なんてないし…>結果、集客には一切つながらないという理由です。
飛田新地の地図をみても昔ながらの漢字やひらがなの店名なのに求人広告はカタカナや英語などを使った店名で募集していることを不思議に感じる方も多いと思いますが、ご理解いただけると幸いです。
飛田新地で働いたことがある女の子は「前のお店から離れた場所の料亭で働きたい」など、実店名で募集していない求人広告を面倒に感じると思います。スカウトマンやあっせん業者の中には実店名で紹介できることをアピールしているケースもあり、これまで関わったお店以外で働きたいときなどは便利かもしれません。しかし残念ながらスカウト・あっせん行為は完全な違法行為です。ある程度の通りや場所がわかれば面倒でも問い合わせして、以前のお店と離れているかなど、確認してみましょう。
当然のことですが、女の子が自分の意志で求人サイトなどを使って応募・入店されることはまったく法律違反ではありませんのでご安心ください。
Q4.「飛田新地のスカウト・あっせん業者って暴力団・ヤクザが絡んでる?」
【飛田じょぶが答えます!】
スカウトマン全員がそうかというとそうゆうわけではありませんが、ヤクザから金銭面も含めて関係を強いられているケースや友人知人関係があるものも含めると暴力団との関わりが全くないとは言い切れないケースが多いです。
また、暴力団とのかかわりがあるスカウトマンが警察に摘発されて新聞沙汰になったお店の例もあり、そういった状況からも暴力団と関わりのあるスカウトマンの活動実態がうかがい知れます。
料亭は風営法の料理店許可を警察からもらって営業された風俗店です。
風俗店へ人材をあっせんするスカウト行為は職業安定法で厳しく罰せられる違法行為です。違法行為・犯罪だとわかって活動しているスカウトマンをどうしても利用される女の子は、偽名で関わったり身分証などの個人情報を預けないなど徹底したほうが良いです。
もちろん、お店で働くときはお店の方に身分証や本籍地付きの住民票を提出することが法律で決まっていますが、スカウトマンを介して書類などを渡すなどはご注意ください。
「飛田じょぶ」は風俗営業等の規制および業務の適正化などに関する法律(風営法)を順守しております。掲載しているお店からは必ず、警察から出された営業許可証の提示を受けておりますので、安心してご応募してくださいね。