飛田新地の営業時間は2022年3月22日より10時~24時の通常営業になりました。
コラム
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飛田新地の営業時間は2022年3月22日より10時~24時の通常営業になりました。

新型コロナの第6波によって2022年1月27日から適用されていた「まん延防止等重点措置」が3月21日をもって大阪府もようやく解除されることが3月16日に政府から発表されました。それに合わせ飛田新地の営業時間短縮措置も全面解除され、2022年3月22日から平日・土日祝問わず10時~24時までの通常営業に戻り現在に至ります。
平日の仕事が終わった後やミナミなどでお酒を飲んだ後、飛田新地へ足を運びやすくなるこの時を心待ちにされていたお客さんも多く、ピークとなる20:00~23:00ともなると連日多くのお客さんで賑わっています。コロナ禍で時短営業の期間、22時ごろ飛田新地に着いたら閉店していてひっそりした雰囲気に落胆された話を関西のいたるところで聞いたりもしました。
また、コロナで一旦辞めて飛田新地を離れていた女の子が戻ってきた料亭も多数あり、多くのお客さんで賑わう夜のメイン通りや青春通り、素敵な笑顔の女の子たち、元気な呼び込みのおばちゃん、トイレ前や時計台あたりで待ち合わせて料亭談義で盛り上がる団体客など、コロナ前の活気ある街をイメージするととても楽しくなってきますね。
ちなみに、飛田新地では早いお店だと朝10時くらいから昼13時ごろに営業が始まってますので土曜・日曜はもちろん平日もお昼の早い時間からお遊びOK。これまでも平日は特に夜19時や20時から閉店の24時前が最も賑わい、女の子の出勤人数も多い時間帯でしたので、お遊びされるお客さんにとっても大変喜ばしい状況となっております。


2020年から始まったコロナ禍における飛田新地の状況は、営業再開したと思ったらすぐ時短営業になるなど、約2年くらいの間は働く女の子はもちろん、お店もお客さんもいろいろ大変でした。その時々にあった行政の施策、営業時間や集客・人通りの多さなども踏まえ、2020年4月から2022年3月ごろまでを一度振り返ってみたいと思います。

2020年4月~6月

飛田新地-コロナ営業時間-第1波

2020年4月7日に安倍首相から緊急事態宣言が発出されるよりも早い4月3日、飛田新地の料理組合は全店一斉休業にいち早く踏み切ったことはネットニュースなどでも取り上げられ話題になりました。

ちなみに、飛田新地の全店休業は過去に2019年のG20大阪サミットの際、2日間だけ行われました。その前後は「のれん祭り」と称しすべてのお店の玄関が大きなのれんでおおい隠され、その珍しい状況見たさで逆に賑わってしまいました。

宣言が解除された5月25日から少し経った6月1日に全店の営業が再開されましたが、5月24日から飛田新地の女の子やおばちゃん、マスターやママは新型コロナウイルスの抗体検査をしてから営業再開にのぞまれました。飛田新地関係者は月2回の検査を徹底し、地元の商店街や地域住民の方々などには無料で検査を受けられるようにするなど地域全体への貢献活動にも余念がありませんでした。

再開を待ちに待った馴染みさんなどは復活を喜んで我先にと飛田新地に帰ってきました。6月19日からは県をまたいだ移動自粛も解除され、出張客や観光客などのお客さんが帰ってきはじめ飛田新地にも活気が戻りつつありました。

飛田新地が6/1に営業再開した時の記事はこちら

【読み記事】飛田新地 6/1〜営業再開の動き

飛田新地 6/1〜営業再開の動き


2020年7月~10月

飛田新地-コロナ営業時間-第2波

7月22日から東京都を除外して始まった「Go To トラベルキャンペーン」がスタートすると人通りはさらに増え、飛田新地にもますます賑わいを感じる日が増えていきました。7月頃から感染者数が増えはじめ8月7日にピークを迎えた第2波という位置づけがなされていますが、当時は感染者数もさほど増えない中で本格的な夏をむかえて減少に転じて収束したイメージでしたので、後々振り返るとあれが第2波だったのか、と思われる方も多いかもしれません。

また、10月1日に旅行業界が切望していた東京都のキャンペーン除外がなくなるとさらに賑わいを感じる日は増えていきます。インバウンドのお客さんが戻るのはまだまだ先の話でしたのでコロナ前までは到底及ばないものの飛田嬢の実入りもかなり改善していきました。


2020年11月~2021年2月

飛田新地-コロナ営業時間-第3波

11月に入ると、新型コロナウイルスの感染者数は大阪市や札幌市で急増したためGo To トラベルから大阪は除外されてしまいましたが、それは第3波の始まりでもありました。

急増する感染者数を抑え込みたい大阪府からの時短営業の協力要請に応じる形で12月15日からは営業時間が22時までとなりそれは1月13日まで続きました。

大阪の飲食店はかき入れ時である年末年始に集客・売上の大幅アップを期待していましたし、もちろん飛田新地も例外ではありませんでした。飛田新地が最も賑わう時間は19時から閉店の24時まで。また例年、年末年始は特別営業日として翌1時までの営業が行われていましたので飛田嬢はもちろん街全体にとって受けた打撃は相当なものだったのは言うまでもありません。

振り返ると第3波のピークは1月8日でしたが、政府は前述のとおり1月14日(木)から2度目の緊急事態宣言を発出、大阪府が2月28日に先行して解除されるまでの約2ヵ月間は営業時間が20時までとなったことでお店にとっても飛田嬢にとっても大変つらい時期を過ごしました。


2021年3月~6月

飛田新地-コロナ営業時間-第4波の入口?

3月1日に緊急事態宣言が解除され、飛田新地でも営業時間が20時から21時までとなり1時間だけ伸びました。本来、19時~24時は集客・人通りがピークになっていく時間帯ですのでこの1時間はとても大きいものでした。

時期的に学生さんが春休みや卒業旅行などで団体客としてたくさん飛田新地に訪れました。団体といっても数名というレベルではなく7~8名とか10名くらいの団体客も多かったです。

また、宣言解除からキタやミナミの繁華街でも人出が増加しはじめたのと同時に飛田新地でも少しずつお客さんの数は増えていきました。

ところが3月の終わりごろから、大阪の感染者数が少し増えはじめ、3月31日は599人、4月1日は616人とそれまで最高だった2021年1月8日の654人に迫る増加にマスコミが大いに騒ぎだし、4月5日からの蔓延(まんえん)防止等重点措置が適用となってしまいました。

その後、大阪ではさらに感染が拡大し4月13日に感染者数が1,000人を超え、高齢者施設でのクラスター発生など重症者の病床数がひっ迫、4月25日から3回目となる緊急事態宣言に切り替わりました。
飛田新地もそれに合わせて4月25日から一斉休業に踏み切りましたがその決定はあまりに急なものでした。それだけギリギリまで営業継続の可否について悩まれたこともうかがい知れます。
緊急事態宣言は当初4月25日~5月11日まで17日間の予定が5月31日まで延長され、さらに6月20日まで再延長となり、6月21日からまん延防止等重点措置に切り替わるまでトータル57日間にも及んでしまいました。

2021年5月26日、飛田新地の休業延長が決定し落胆したときの様子はこちら。

【読み記事】緊急事態宣言における飛田新地の休業中の様子や営業再開にむけた動きについて

緊急事態宣言における飛田新地の休業中の様子や営業再開にむけた動きについて

2021年7月~10月(第5波)

4月25日~6月20日まで約2ヶ月の間、全店休業となっていた飛田新地が6月21日から、20時までの時短営業ではありますが営業を再開しました。
新型コロナウイルスは従来のものからデルタ株に置き換わることで第5波が始まり、重症者数がこれまでで最も多い状況になりました。7月30日には8月2日~8月31日の日程で大阪に4回目の緊急事態宣言が発出されましたが3回目のそれとは異なり、飲食店は酒類の提供がない形での時短営業を10月24日まで継続していましたので飛田新地も同じように20時までの時短営業となっていました。
10月25日、2020年12月15日から休業期間も含めると約10ヶ月続いていた飛田新地の時短営業が全面解除され、年末年始にむけた繁忙期への期待感も少しずつ大きくなっていました。

2022年1月~3月(第6波)

新型コロナの変異株オミクロンによる第6波の感染者数増加はすさまじく、2022年1月21日、大阪は兵庫や京都と足並みを揃えて「まん延防止等重点措置」を国に要請。
1月27日より2月20日まで適用されることとなり、飛田新地の料亭も他の飲食店と同じく酒類提供なしで20時までの時短営業を行うこととなりました。
約10ヶ月ぶりで全面解除され24時までのフル営業に戻ってわずか約3ヶ月での時短営業措置に飛田新地関係者も大いに落胆したのは言うまでもありません。
さらに2月16日、3月4日に大阪府知事から期間延長を要請がありましたが3月16日、3月21日をもってまん延防止等重点措置が解除されることが政府から発表されました。
それに合わせ飛田新地の時短営業も全面解除されることとなり、2022年3月22日から通常営業に戻り現在に至ります。
なお、2022年7月から発生した第7波では過去最大の感染者数となりましたが、重症者数は6波以降少ない傾向となり営業時間の短縮措置などには至りませんでした。

まとめ

コロナ禍における飛田新地の休業や時短営業を時系列でまとめてみました。

2020年
4月3日~5月31日、飛田新地は全店休業しました。緊急事態宣言が発出される4/7よりも早く休業に踏み切り、宣言が解除された5/25よりも遅れること約1週間、5月31日に営業を再開。
12月15日~2021年1月13日、大阪府から飲食店などへ時短営業要請があり営業時間が22時までに短縮されました。

2021年
1月14日~2月28日、大阪に2回目の緊急事態宣言が発出され営業時間が20時までになりました。
3月1日~4月4日、緊急事態宣言が解除され20時までの営業時間が21時までになりました。
4月5日~4月24日、まん延防止等重点措置が始まり、営業時間が20時までに短縮されました。
4月25日~6月20日、大阪に3回目の緊急事態宣言が発出され飛田新地はやむなく全店休業
6月21日~7月11日、まん延防止等重点措置に切り替わり飛田新地は20時までの時短営業で営業再開。
7月12日~8月22日、まん延防止等重点措置が延長され20時までの時短営業は引き続き継続となりました。
・7月30日、2021年8月2日~8月31日の日程で大阪に4回目の緊急事態宣言が発出、酒類提供なしで営業は20時までの時短営業を継続。
・8月17日、9月12日まで緊急事態宣言の延長が決定、酒類提供なしで営業は20時までの時短営業を継続。
・9月9日、9月30日まで緊急事態宣言のさらなる延長が決定、酒類提供なしで営業は20時までの時短営業を継続。
・10月1日、4回目の緊急事態宣言は解除されましたが、酒類提供なしで営業は20時までの時短営業を継続。
10月25日~時短営業は全面解除となり、営業時間が通常の24時までに戻りました。

2022年
1月27日~2月20日、大阪でまん延防止等重点措置が始まり、酒類提供なしで営業は20時までに短縮されました。
2月21日~3月6日、まん延防止等重点措置が延長され20時までの時短営業は引き続き継続となりました。
3月7日~3月21日、まん延防止等重点措置がさらに延長され20時までの時短営業は引き続き継続となりました。
・3月22日~、時短営業は全面解除となり、営業時間が通常の24時までに戻りました。

当時、安倍首相が緊急事態宣言を初めて発出するよりも前に飛田新地は全店休業することとなりました。ギリギリまで休業に反対する料亭もけっこうありましたが、そんな中でも全店休業に踏み切ったことは今思えば、組合の執行部の方の英断としか言えません。
兵庫県のかんなみ新地ではそういった対策が甘かったために時短営業をしない状況も発生。近隣住民から営業に対する苦情が増え、結果的に2021年11月に全店が廃業するという最悪の状況に追い込まれましたがそれは、かんなみ新地は組合が機能していなかったことが要因だったと言われています。
約2年の間、2度にわたる休業期間や一番賑わう営業時間の20時~23時ごろに時短営業でお店を閉めざるを得なかったことは女の子はもちろんお店にとっても死活問題でした。
そんな中でも徹底した検査体制やワクチン接種など飛田新地の組合の方々が進めてきた素晴らしい感染対策のおかげで安全な営業が継続され、コロナ禍でも安心して遊べる環境を提供することに尽力された結果、コロナを理由に閉店した料亭が飛田新地ではごくわずかにとどまったことは今後、関係者の間でも語り継がれることでしょう。

この記事を書いたのは

横山 たけしXFacebook 風俗求人業界歴20年の40代おじさん。自身がシングルマザー家庭で育ったこともあり、女性の自立や生活環境の向上に少しでも役立ちたいと思って活動しております。

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